■【年末のご挨拶】法の遵守と、組織の「命」をどう守るか。
2025年も、残すところあと僅か。 私にとって、この年末は例年以上に「働くことの根源」を見つめ直す時間となりました。
国会提出の見送りと、揺れる労働の現場
かねてより注目されていた「労働基準法の大改正」。 その国会提出が今回、見送りとなった。
法整備が立ち止まった今、私たちが問われているのは「法が整うのを待つこと」ではなく、「目の前の組織をいかに最適化するか」という本質的な問いかと考える。
自衛官から、人材サービスの最前線へ
私はかつて自衛官として、文字通り心血を注いできた。 自衛官には労働基準法の適用はない。任務の完遂こそがすべてであり、そこに「時間」の概念を超えた使命があったと振り返る。
その後、独立。 人材サービス業を通じて、初めて「労働基準法」という巨大な壁と、そしてその深淵に向き合うこととなった。多くの現場を見つめ、数多の経営者や労働者の声を聞く中で、確信したことがある。
「守ること」が、組織を壊してはならない
労働基準法は、働く者を守るための盾である。しかし、その盾があまりに重く、硬直的であればいかがなものか。 法の遵守に固執するあまり、会社や組織の体制が根底から揺らいでしまう。もしそうなれば、それはもはや守るための道具ではなく、組織を蝕む「悪法」へと変貌しかねない。
無論、法を軽視するつもりはない。 しかし、現場には数字や条文だけでは測れない「熱量」や「事情」がある。
私たちが目指す、新しい「スタンダード」
私が提言したいのは、「事業体レベルでの柔軟な運用」である。
一律のルールで縛るのではなく、その会社、その地域、その職種に最適な制度を確立すること。 それこそが、結果として:
- 社員一人ひとりの個別の幸せ
- 企業の持続的な成長
- そして、地域産業の強固な発展
これらすべてを繋ぐ唯一の道であると、私は確信する。
2026年へ向けて
時代が変わるのを待つのではなく、私たちが時代を創る。 Rac solutionは、人材という側面から、組織が最大限のパフォーマンスを発揮し、かつ働く人が輝ける「最適解」をこれからも追求し続けます。
本年も多大なるご支援をいただき、誠にありがとうございました。 皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。
株式会社Rac solution 代表取締役


