■ソーシャル・ポジショニングの罠
新しいスタートを踏み出す際に想定する自分自身の定位、未来予想図。不安を払拭したい欲求からも可能な限りの情報が欲しい。コミュニティ活動においては予め社会的定位を明らかにしておきたいという欲求もまた個々が抱える生存本能が所以かもしれない。そして慣れから馴れ合いへ.....。意外にも組織に慣れたころにはそんな当時の不安など忘れて慢心に至る。明確な目的を有する組織においてこのプロセスは、競争力低下と保守層創出を加速させているかもしれない。コミュニティの理想像とは如何に?よしんばコミュニティに埋もれることなく次の定位を強く意識して取り組む者がいるとするならば、彼こそが組織の未来を創り上げているのかもしれない。「初心を胸に刻み」