■就職困難者

 人口減少、人材不足という状況においても就職することが困難な求職者の存在。年齢、キャリア、障がい。私もこの中に含まれるのは間違いない。なぜこのような状況が生起するのか。我が国の経済事情が複雑に交差していることからも、社会学的知見もさることながら、ミクロな視点でアプローチしなければならない。使用者と労働者、双方のマッチが表層的なもので判断されることなく、もっと中長期的な価値として妥協点を探り合うのも重要と感じる。そのリードタイムが生じようとも効果は必ず発揮される。